ロックも好きだが、負けず劣らずアニメ好き!
どこかでアニソン特集したいと思っていたのですが、思い出しながらピックアップしていくと、途方もない数に上ることが判明いたしました(笑)。
なので、新しくシリーズ化する事にしました!
我が幼少期、時代は昭和真っ只中。平成も終わりを迎えつつある現在に至るまで、数々の名作に感銘を受け、また、数多くの名曲が心に刻まれています。
第1回目は、青春野球アニメの金字塔「タッチ」から、優しく切ない名曲たちをお届け!
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タッチ
あだち充原作、週刊少年サンデー(1981~1986)掲載。
TVアニメは、1985年から1987年まで放送され、全101話。
バカ兄貴の上杉達也とデキる弟の和也、美人の幼馴染朝倉南。彼ら3人の高校生活が、野球を中心に据えつつ描かれていきます。笑いあり、涙あり、ちょっとエッチな場面あり(笑)。
放送当時、南ちゃんフィーバーが半端なかったです。私も子供ながら完全な虜に。声優の日高のり子さんの声も素敵でしたね。
毎週、家族全員でのほほ~んと観ていましたが、誰もが知るある回を境に物語が急変、どハマりしてしまいました。この頃の私のヒーローは、上杉達也。完全無欠ではなく人間味あふれるカッコ良さ、子供心に猛烈な憧れを抱かしてくれました。
不滅の名曲選
では、ここからタッチの世界観を彩った名曲たちをご紹介。昭和の匂いを漂わせながらも、これがまたいいんです!物語を知ってる方は、聴くだけで泣いちゃうよね♪
コチラのアルバムは2枚組ベスト盤。主題歌だけでなく、挿入歌等も収録されています。劇場版の曲も入っているようですが、そっちは私あんま見てませんのであしからずm(__)m
オープニング
タッチ
- 作詞 : 康珍化
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : 岩崎良美
タッチと言えばコレ!という程有名な初代オープニング主題歌。イントロのギターリフが印象的。アニメの効果音が加わった方が個人的には好きなんですが、皆さんはどうですか?
オープニングで南ちゃんが泣いている理由なぞ、この時は露知らず…。
学生時代、原曲キーのままカラオケで歌いまくってました。ハイトーンを習得したい男性ボーカリストの練習曲として密かにオススメですよ!キツさが丁度いいキーなんです。
愛がひとりぼっち
- 作詞 : 康珍化
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : 岩崎良美
映像と楽曲が見事に融合した2代目オープニングテーマ。ここから物語は第二部、新たな重要キャラも続々登場してきます。ここからが本当のスタート、というのを感じさせてくれるアップテンポな曲。
それでいて、心にぽっかり空いた穴。そういった寂しさも一緒にくっついてくる思い出深く、タッチの主題歌の中でも大好きな歌です。コレ聴くと涙が…( ;∀;)
チェッ!チェッ!チェッ!
- 作詞 : 康珍化
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : 岩崎良美
3代目オープニング曲。楽曲を作り上げているメンバーも不動の黄金チーム。
ストレートに良い曲、綺麗なメロディを乗せた、という作りではなく、非常に音楽的なものになってますね。構成とか進行の部分で、聴けば聴くほど味が分かる、そんな良曲。
それよりも何よりも、このオープニングは南ちゃんの可愛さ推しが半端ねぇ~。大胆な衣装チェンジと着こなし、子供には刺激が強すぎるぞおお!(笑)。
ひとりぼっちのデュエット
- 作詞 : 売野雅勇
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : 夢工場
岩崎良美さんではなく、夢工場が歌う4代目オープニング。これ最初聴いた時に、カッちゃんが歌ってる!と思いました(笑)。声なんとなく似てません?
こう思った理由は他にもあって、このオープニングでは再びカッちゃんが登場しています。ド頭に「甲子園に向けて」という文字が出るのですが、追憶的な意味合いも強く含んだオープニングになってます。
この曲も好きだったなぁ。確実に記憶に刻まれていますから。
情熱物語
- 作詞 : 康珍化
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : 岩崎良美
タッチの最終オープニングソング。数々の名主題歌を作り出した黄金チーム再び。やっぱタッチのオープニングには岩崎良美さんの声がベストマッチだと感じます。どこか哀愁感漂うメロディラインはこの曲でも健在。
オープニングアニメは「エンディングに向けて」そういう構成になってます。ゆらゆら揺れ動いた恋の結末にフォーカスしている印象です。更に監督、原作者など制作に携わった人物名を白バックで表示し、映像を切っているのも”エンディング感”が強調されていて面白いです。
エンディング
君がいなければ
- 作詞 : 康珍化
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : 岩崎良美
タッチの初代エンディング曲。3連調のスローバラード。映像も曲調もゆったりしていて、子供の時は好きじゃなかった(-_-;)だってちゃんとした歌だもんね。
タッチのエンディングは総じてスローな曲が用いられています。逆にオープニングはテンポのある曲になってますね。こういった統一性にも、このアニメに対する製作者側のこだわりが感じられます。
南ちゃんが一人で走り続けているのが印象的。
青春
- 作詞 : 康珍化
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : 岩崎良美
2代目エンディング。映像の演出は前回のエンディングと同じスローモーション中心に展開されていますが、所々で挿入される思い出部分が切なさを醸し出しています。
前回南ちゃん一人で走ってましたが、今回は二人、三人、そして一匹(笑)と走る場面があり、色々思わせてくれますし、楽曲の歌詞ともイイ感じにフィットしています。
この曲は昔から凄く好きでした。優しい気持ちにさせてくれます。
約束
- 作詞 : 康珍化
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : 岩崎良美
3代目。正直、この曲全然記憶にありませんでした。学生生活で、好きな人に対する女心がシンプルに歌われております。
アニメーションの方はよ~く覚えていて、何故かこのエンドではインコちゃんがいるんです(笑)。主要人物誰も出て来ないのに何故にインコ!?
最終的にはインコちゃん、羽を1枚残し籠から飛び出し居なくなっているのですが、どんな意図があったのか未だに謎だ。妄想は簡単だけどさ。
君をとばした午後
- 作詞 : 高柳恋
- 作曲 : 後藤次利
- 編曲 : 後藤次利
- 歌 : 夢工場
タッチの最後のエンディング曲。オープニングと数的に合いませんが、1代分長く使われた歌。作曲は後藤次利氏だったんですね。まぁ子供の頃に分かる訳ありませんが、今頃知ったのであります。
個人的には1番の歌詞が秀逸で、まさにタッチのために、といった内容だと思います。カッちゃんの事を歌ったものだと想像して聴くと、何とも言えない感情が芽生えてきます。
それを考えると最後の場面は、上杉和也と仲間たちが掴んだ勝利で、叶うことの無かったもう一つの物語の結末を描いているのかも知れません。え?深読みしすぎ?(笑)。
ということで、凄く好きなエンド曲です。
劇場版
背番号のないエース
- 作詞 : 売野雅勇
- 作曲 : 芹澤廣明
- 編曲 : 芹澤廣明
- 歌 : ラフ&レディ
劇場版からは、この1曲のみピックアップ。心と記憶に残っているのがこの曲だけ、ってのもありますが。
割と王道な歌謡ポップスという印象ですが、純粋に耳に残りやすいメロディで普通に良い歌。本編の各楽曲よりも思い入れは強くはありませんが、何故か今も歌えてしまう不思議な曲。
ちなみに出だしの歌い出しが、ASKAっぽく聞こえます(笑)。
終わりに
大好きなアニメソング特集、第一回は「タッチ」からお届け致しました。
アニメソングは、やはり映像を伴ってより輝きを増すものなんだと、今回改めて感じました。楽曲をメインにご紹介していく予定だったのですが、思いの外、アニメーションに対して多く書いちゃいました。
それはつまり「切り離せない」ということ。アニメ作品自体を観て、物語を知り、感情を揺さぶられ、そこに乗ってくる主題歌、挿入歌。目と耳同時の刺激のコラボレーション!
この破壊力は抜群で、良い曲は自分の中で更なるブラッシュアップがなされ、色んな感情と共に心に刻まれる訳です。ですからアニソンの場合、まずアニメ観賞ありきの思考の方が良いと思います。
全部見るのは正直大変ですけどね。ただアニメ好きならそこは無問題でしょう、そうだろ?^^
次回はまた有名所で攻めたいと思っております。それではおしまい&サンクスです!