個人的に大好きなアニメ作品筆頭!北斗の拳。
フィギュア付きDVD-Boxは発売前に予約し、大枚はたいて購入しました。今でもコレクターズアイテムとして大切に保管しております。後にも先にも購入したアニメDVDはコレだけ。
そんな愛すべき北斗の拳から、カッコ良すぎるおすすめ曲たちをご紹介。
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北斗の拳
原作は武論尊、作画は原哲夫。週刊少年ジャンプにて1983年~1988年まで連載。
TVアニメは1984年~1988年に放送。
・北斗の拳‥‥全109話
・北斗の拳2‥‥全43話
合計152話となります。コミックスは意外と少なく全27巻。
核戦争後の荒廃した世界を舞台に繰り広げられる男たちの熱き戦い。主題歌、残虐シーン、断末魔の叫び、破れる服、名セリフ、千葉ナレーション(笑)等々、放送当時話題となったものは数知れず。
しかし、北斗の拳最大の魅力はやはり登場キャラクターのカッコ良さ。声優陣の圧倒的個性と実力もあり、男たちの生き様にグイグイ引き込まれてしまいます。
実は泣けるシーンもてんこ盛り。オリジナルTVアニメを見たことの無い方は是非一度ご覧下さい!
不滅の名曲選
北斗の拳の主題歌は超有名だと思いますが、流石にひと時代前(昭和)の作品ですので知らない人の方が多いのではないかと。音楽好きでアニメ好きの方、要チェック!
北斗の拳
愛をとりもどせ!!
- 作詞 : 中村公晴
- 作曲 : 山下三智夫
- 編曲 : 山下三智夫/飛澤宏元
- 歌 : クリスタルキング
超有名オープニングソング。「199X年、地球は核の炎に包まれた…」という銀河万丈氏の渋いナレーション後にこの曲。オープニング映像と相まってそのインパクトは凄まじい。子供心にその生々しさが印象的で何だか怖くもありました。
歌うのはクリスタルキングで、ハイトーンパートは当時話題になりましたね~。やはり田中昌之の突き抜ける高音域に注目が集まるのは至極当然なんですが、ムッシュ吉崎の声質もホント素晴らしいです。
この二人が揃ってこそ生まれた名曲だと断言できます。
ユリア・・・永遠に
- 作詞 : 野元英俊/田中昌之
- 作曲 : 今給黎博美
- 編曲 : 今給黎博美/飛澤宏元
- 歌 : クリスタルキング
同じくクリスタルキングが歌う初期エンディングテーマ。オープニングとは打って変わって美しい自然あふれる景色が流れていき、最後にユリアが登場。
愛をとりもどせ!!と同じ構成でサビでハイトーンが炸裂していますが、ムッシュ氏が歌う前半部が心地よくこの曲の重要なカラーとなっていると思います。サビへの受け渡しも最高ですね!
子供の時はあんま好きじゃなかったんですが、子供に「この味を分かれ!」というのも正直酷な話ですよね(笑)。
Silent Survivor
- 作詞 : うじきつよし
- 作曲 : うじきつよし
- 編曲 : うじきつよし
- 歌 : KODOMO BAND
新オープニングテーマソング。北斗の拳最終章、強敵たちの悲しみを背負いラオウとの戦いに赴くという明確で分かり易いどストレートな映像に見事にハマった楽曲です。
大好きなバンドサウンド。思えば子供の頃からこういう曲が大好きだったので、私がロックを愛するというのは運命だったのでしょう。
うじきつよしと言えばアーティストのイメージは薄くどちらかと言えばタレント枠。ですがこの曲は作詞、作曲、編曲すべて彼の手によるもの。この楽曲から確かなセンスを感じますね。
演奏面はシンプルですが、まごうことなきロックサウンド!
Dry Your Tears
- 作詞 : KATZ&JICK/田中昌之
- 作曲 : うじきつよし
- 編曲 : うじきつよし
- 歌 : KODOMO BAND
アニメ第四部から使用されたエンディング。オープニングと同じくKODOMO BANDが担当。
映像がかなり大胆(というか手抜きか^^)で最初から最後まで一枚絵。山々に降りそそぐ雨が上がり最後に陽の光が照らすというもの。夜雨が上がり朝陽が昇る、かも知れませんが。
バラード調のこの曲はアニメのショートバージョンの方が好きです。フルバージョンは間延び感があり、歌詞とメロディのミスマッチな部分が気になります。
少し辛口になりましたが、ロック色の強い王道系バラードで雰囲気は物凄くある良曲です。
ちなみにショートバージョンの歌詞はフルバージョンの1番2番を混在させた良いとこどりスペシャルバージョン。
北斗の拳2
時が流れ、バットとリンが大人になり物語もまったく新しい方向へと進んでいきます。色んな謎が解明され整合性を取ろうとしていますが何となく後付け感があるのはご愛敬。当時の最大のツッコミどころはケンシロウの年齢問題(笑)。
ですが、北斗の拳2はマジ大好き。これまで同様魅力的なキャラがガンガン出てきます。ケンシロウが唯一勝てなかった男、彼の扱いには今でも非常に不満なのだ!!
Tough Boy
- 作詞 : TOM
- 作曲 : TOM
- 編曲 : うじきつよし/TOM
- 歌 : TOM★CAT
オープニングテーマ。北斗の拳最強の主題歌と言わせて頂きたい。それどころかアニソン界屈指の名曲ではなかろうか。個人的に大好きなハードロック調というのもあるがカッコ良すぎるだろ!
印象的なギターリフ、女性ボーカリストTOMのメロディセンスと声質、全てが上手く融合し疾走感を損なわず最後まで持っていきます。時代的に音源が軽く最新リマスター版が欲しいです。
この楽曲にもクレジットされているうじきつよし、彼がサウンドプロデュースしている事が大いに影響しているものと思われます。今更ながら、彼の持つロック魂には脱帽。
Love Song
- 作詞 : TOM
- 作曲 : 高垣薫
- 編曲 : Light house project
- 歌 : TOM★CAT
北斗の拳2エンディングテーマ。オープニングと同じTOM★CATが担当。
ストレートなタイトルではありますが内容はそうではないですね。「愛についての歌」みたいな感じです。愛する人を想う心がどうしようもない程大きく、ソワソワする、苦しい、という制御できない愛の苦悩が歌われています。
誰が聞いても美しいと思えるメロディが印象的ですが、個人的には歌詞が秀逸。Bメロ部分で大きく世界観を広げそのまま壮大なエンドに持っていくかと思いきや、愛って凄いなぁという高揚感や感動を「馬鹿げてるけれど興奮する」というリアルな言葉で表現し絞めています。
新ヒロインに昇格したリンの心情に見事に重なり、まさにそういった演出がなされた切ないエンディングになっています。
Kill The Fight
- 作詞 : 園部和範
- 作曲 : 大安蓮(子門真人)
- 編曲 : 水谷公生
- 歌 : 子門真人
今回ご紹介する唯一の挿入歌。「およげ!たいやきくん」で有名な子門真人が歌及び作曲を担当。
これはもう作品を見ない事には中々好きになれないんではないでしょうか。挿入歌ですから、印象的な場面と共に心に刻まれるものだと思います。この歌は凄く良い場面に使われたんで我が魂に刻まれました(笑)。
個人的にパッと思い浮かぶのが、羅将ハンとケンシロウの戦い。ハンめちゃくちゃ好きなんですがマニアックでしょうか?後はやはり金色の男ファルコのあのシーン。どちらも熱すぎです!
アニソン界の超大御所、子門真人の歌声を是非ご堪能あれ。
終わりに
北斗の拳、時代を超えても愛され続けている真の名作。
オリジナル作品やゲーム、パチンコなど、スタッフや声優陣を変えながらもその意志は脈々と受け継がれているように感じます。だからこそ偉大な昭和版TVアニメ。
時代が進んだからこそ言える事なのかもしれませんが、超豪華な声優陣による共演は今見てみると本当に贅沢過ぎます。それだけでもアニメ好きの皆様には堪らないのではないでしょうか。
特に若い方、声優志望の方などはそういった視点から見てみるのもオススメです。
格闘作品として北斗の拳の良いところは、各キャラごとの強さの開きがあまり無いというのがあります。登場キャラが次々変わるというのが要因かもしれませんが、これにより推しメン幅がめちゃくちゃ広く人によってかなり異なると思います。ちなみに私はサウザー推しかな(笑)。
何はともあれ「北斗の拳」はオススメです。アニメも歌もサイコーだぜ!