円安、ヤバいっすよねぇ?
正直今楽器を買うのはキツイ時期だと思います。在庫品はそうでもないですが、今後入荷する製品には必ず影響出るはず。というかもう出てる感じ。
個人的見立てだと、円安傾向が劇的に改善する見込みはしばらくなさそうに思えます。欲しいものはさっさと入手しておくのがいいかもしれませんね。
そんなお財布事情の先行きが不安な中、一度思いっきり下(価格的に)を見てみようかと。入門用や初心者用と銘打たれた激安ギターに注目してみたいと思います。
今回は、Playtech(プレイテック)をピックアップ。あまり詳細をチェックした事が無かったので、どんなラインナップなのかちょっと楽しみ。
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Playtech(プレイテック)について
サウンドハウスがプロデュースする楽器ブランドで2003年に設立。ギターのみならずアンプや小物類、鍵盤楽器や管楽器など、楽器全般幅広い取り扱いがあります。
製品は海外工場にて生産され国内販売されます。ブランドの最大の魅力はやはり価格。圧倒的ハイコストパフォーマンスは他社の追随を許しません。
販売中のモデル
フェンダー系
ストラトタイプ
ST250
PLAYTECH / ST250 Maple Sunburst
- ボディ材…ホワイトウッド
- ネック材…メイプル
- シングルコイル×3
- 22フレット
まずはストラトキャスタータイプのST250。3シングルコイルPUを搭載したスタンダードな仕様。1万円を切るというとんでも価格を実現。
メイプル指板だけでなくローズ指板も選択可能。カラーバリエーションがメチャメチャ豊富なのがなんか凄い(笑)。
ST250 SSH
PLAYTECH / ST250SSH Rose White
- ボディ材…ホワイトウッド
- ネック材…メイプル
- シングルコイル×2、ハムバッカー×1
- 22フレット
ST250のリアピックアップにハムバッカーを搭載したモデル。こちらもST250と同じくローズウッド指板のモデルも選択可能で、カラバリももちろん豊富。
よりパワーが欲しい人はコチラですね。
ST280
PLAYTECH / ST280 White【カーボナイズド・メイプルネック】
- ボディ材…ホワイトウッド
- ネック材…カーボナイズド・メイプル
- シングルコイル×3
- 22フレット
ST250をベースにネックにこだわったモデル。端的に言うと火で炙ったネックを採用(笑)。高温加熱処理を施すことで強度や音色に好影響がでるとの事です。
ローステッドメイプルやサーモウッドという言葉を思い出しましたが、それらと似たような処理なのかなぁ。だとしたらちょっと惹かれちゃう。
テレキャスタイプ
TL250
PLAYTECH / TL250 Maple Sunburst
- ボディ材…ホワイトウッド
- ネック材…メイプル
- シングルコイル×2
- 22フレット
プレイテックがお届けするテレキャスターシェイプのモデル。使用木材はST250と同じで、選べるカラーも当然てんこ盛り、ローズ指板ももち選択可能です。
ブリッジは6WAYタイプになります。コンターとかはありません。
TL280
PLAYTECH / TL280 White 【カーボナイズド・メイプルネック】
- ボディ材…ホワイトウッド
- ネック材…カーボナイズド・メイプル
- シングルコイル×2
- 22フレット
ST280と同じく、ネックのみカーボナイズド仕様になっているテレキャスモデルTL280。プレイテックの型番は非常に分かり易くていいですね。
それにしてもこれほどまでのコストカットはどこをどうすれば可能になるのか。感心すると共に興味が沸いてくる。
ギブソン系
レスポールタイプ
LP400
PLAYTECH / LP400 Cherry Sunburst
- ボディ材…ホワイトウッド
- ネック材…メイプル
- 指板…ローズウッド
- ハムバッカー×2
- 22フレット
レスポールタイプのLP400。フェンダータイプより少々お高いですが、パーツ点数を考えるとまぁしょうがないかな。
ただし仕様面から見ると少し厳しいところも。ネック材がメイプルなのは致し方ないですが、セットネックではなくボルトオンなのはチープ感が漂っちゃうかも。
フライングVタイプ
FV430
- ボディ材…ホワイトウッド
- ネック材…メイプル
- 指板…ローズウッド
- ハムバッカー×2
- 22フレット
LP400と同価格にて販売されているVシェイプギター。どちらかと言えばステージ向きのギターをこの価格で出すのは中々挑戦的。
LP400然り、セットネックだったらなお最高だったでしょうなぁ。高望みだよな。
エクスプローラータイプ
EX-500
- ボディ材…ホワイトウッド
- ネック材…メイプル
- 指板…ローズウッド
- ハムバッカー×2
- 22フレット
ボディシェイプに特徴があるエクスプローラーをモチーフにしたEX-500。このシェイプを見てパッと思い浮かんだのはメタリカのフロントマン、ジェイムズ。
お値段は少し跳ね上がりますが(でも安いですけど)、特殊シェイプのボディでセットネック仕様なんだから、まぁ納得できます。
セミアコタイプ
SA500
PLAYTECH / SA500 Flame Transparent Blue
- ボディ材…メイプル
- ネック材…メイプル
- 指板…ローズウッド
- ハムバッカー×2
- 22フレット
最後はプレテクで現行最高値のセミアコタイプのギター。セミアコタイプはピックアップなど仕様違いでSA10、SA20、SA30がラインナップ。
今回はES-335タイプのプレイテックSA500を紹介。ボディ材はフレイムメイプルトップにメイプルバックを採用。ローズ指板のメイプルネックはセットネック仕様。
カラーはブルーとナチュラルの2色。ちょっと気合い入れて作られている印象ですが、この価格になってくると組み込み精度など、見る目も当然厳しくなってきますわな。試奏できれば良いんですけどね。
終わりに
最近の安いギターは中々良い、という話は以前から方々で聞いてはいましたが、確かに今回プレイテックのギターを見てきてそうかもしれないという感覚が生まれた気がします。
なんか曖昧な表現ですが(笑)、流石に手に取ってはいないので、これが私のリアルで正直な今の感覚。でも間違いなく激安ギターに興味は増しました。
他のお安いブランドも調べてみたいですね。個人的には今はギターよりベースが欲しくて、最初の一本、プレイテック試してもいいかもって気になってます。
ホント物価下がって欲しいよねぇ。