メタルバンドのレジェンド「メタリカ」。若い人も名前くらいは聞いた事あるんじゃないでしょうか。・・・え、無い?(笑)。
まぁそんな人たちのためにも知る側の我々が語らなければならないのだ。そういう押しつけがましい使命感も時には大切ってもんよ!
お気に入り楽曲を列挙していきますが、彼らの魅力は間違いなくライブにあります。迫力やパワーがスタジオアルバムに比べダンチなのよマジで。
なので今回の記事が入り口となり、映像まで行ってくれたら嬉しいね。
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My Favorite Metallica Songs
80年代~
Kill ‘Em All (1983)
■Jump In The Fire
■Seek & Destroy
記念すべきメタリカのデビューアルバム。ボーカルぺらっぺらだけど個人的には一番好きな作品。これだけリマスター版買い直した程です(笑)。
全編通してスピーディな楽曲が並び爽快なんですが、中でもJump In The FireとSeek & Destroyの2曲が推し。80sメタルど真ん中!
どこかB級臭さを感じるサウンドながら、エネルギーに満ち溢れています。
Ride The Lightning (1984)
■Creeping Death
私がメタリカに興味を持つきっかけとなった曲。数ある楽曲群の中で個人的にいまだに1番好きかも知れないこの曲。
初めて観たのは1991年のモスクワでのライブ映像ですが、半端ない熱量には今でも圧倒されちゃいます。「なるほどこれがメタリカか」と妙な納得感を得られた楽曲です。
Master Of Puppets (1986)
■Battery
■Master Of Puppets
この2曲もライブ演奏の方が良いです。逆に言うとスタジオアルバムがあんまよろしくないって事なんですが。初盤とかダイナミクスが全く無いですからね~。
Master Of Puppetsはリフがジングル的に使われることが多いので聞いた事あるのではないでしょうか。メタリカの代表曲で疾走感半端ないカッコイイ曲です。
Batteryはライブ演奏のパワーが凄すぎるテンション爆上げしてくれる曲。特にギターソロ後の超速ドラミングに乗ったゴリッゴリな部分がメチャ好きです。
…And Justice For All (1988)
■One
私が所有してるメタリカのアルバムはほぼ初盤なんですが、購入するならリマスターにしましょう。特に本作はリミックスも施して欲しいくらいのデキ。
本作おすすめはOne。グラミー賞も受賞した超有名な曲でYouTubeの再生回数は2億回超え。楽曲前半部分は淡々と流れていき、4分を過ぎた後半から怒涛の展開。
終わった時には満足感がしっかり残っているという映画の様な楽曲。
90年代~
Metallica (1991)
■Enter Sandman
通称ブラックアルバム。この作品にはこれまでよりもミディアムテンポの楽曲が多く、後に代表曲となるものも多数収録された名盤…なのかも。
ただし好きか嫌いかは全く別の話で、俺のおすすめはEnter Sandmanのみだぜ(笑)。他は正直可も無く不可も無くといった感じで、アレとかアレが何故そんなに有名なのか理解できん。メタリカにバラード求めてないよん。
ただこのEnter Sandmanはメタル界におけるレガシーと言っても過言では無い楽曲。メタル教科書に載るレベルですね。これもモスクワライブが最高。
Load (1996)
■Ain’t My Bitch
メタルじゃないメタリカのアルバム。にも関わらずかなり売れたらしい本作。これまでとは明らか違う作風ですが、振り切ってるわけでもなくある意味中途半端。
すごく聴きやすくなっている反面、個性が死んでいるとも言える。ただロック系全般大好物な自分的にはこの1曲目はかなり好き。ジェイムズのこの歌い方も新鮮で良い良い。
売れたのにオールドファンには酷評された面白い作品だね。
Reload (1997)
■Fuel
前作の流れを汲むメタルじゃないメタリカのアルバムその2。なにやら元々はロードとの2枚組構想があったらしく、同じテイストなのにも納得。
1曲目のFuelのギターリフは聴き馴染みありますよねぇ。普通にカッコイイです。いつかギターも歌もカバーしたいと思ってる曲でございます(笑)。
ただ作品的には変わり映えしない曲が並ぶので途中で飽きるかも。
Hardwired… to Self-Destruct (2016)
■Hardwired
■他多数^^
スネアカンカン&変則チューニングなSt.Anger、歪むドラム&長曲満開なDeath Magneticをぶっ飛ばし、最新作から最後におすすめ1曲をピックアップ。
2000年代に入り、メタリカも色々チャレンジしてると思いますが迷走してる感が無きにしも非ず。今作でようやくスラッシュメタルに回帰したと言えるかもしれません。
Hardwierdのみならず、作品全体に古き良きメタリカらしさが詰まってます。昔からのファンは近年のモヤモヤ感が吹き飛んだでしょうね。
まだ私も買ったばかり(執筆時)なんで聴き込み足りないですが、コレは良い(笑)。
ライブCD
Seattle ’89 (2018)
メタリカのライブ版CDはアマゾン等で数多く販売されていますが、ブートレグ、いわゆる海賊盤が多いです。これもどうなのかは不明。
取り敢えず入手してみたのですが80年代のライブ音源としては十分な音質です。2018年に発売されているので音量も不足なし。
収録曲は「…And Justice For All」までですが、彼らのパワーを存分に感じられると思います。2枚組なのがまたお得感高し!
Live Shit: Binge & Purge
これは公式のライブ作品。色々種類が多くて詳細が分からんゴメン。私が所有しているのは1993年発売のCD3枚組バージョン。DVD付の限定盤もあるみたいね。
ブラックアルバムまでの楽曲を収録。パフォーマンス的にも全盛期と呼べる頃のものなので悪い訳ありませんがな。代表曲がたっぷりな入門者にもおすすめの作品。
ただどれを買うかは慎重にね。特別なボックス仕様とかもあるみたいですから。
総評
メタリカ、どこまでも愚直。まさにメタル魂を持ったバンドだと再認識。
彼らより上手いプレイヤーは世界中に沢山いますが、ライブパフォーマンスの破壊力という面において肩を並べる事が可能なバンドは極僅かでしょう。
フロントマンであるジェイムズ・へットフィールドのボーカルもデビュー当時からは化け過ぎなくらいに良い変化を遂げてますし、Load/Reload期のある種横道にそれた経験も最新作でのメロディ構成に大きく寄与していると思われます。
そのHardwired… to Self-Destructを楽しんでいる所ではありますが、時期的にそろそろ新作出して頂けるとなお嬉しいなぁ(笑)。
コロナ禍で色々難しいかもしれませんが期待してます。