最近手に入れた「Victory Amps Sheriff22」。
コイツのおかげで今までの機材感が絶賛崩壊中。エレキギターの世界に足を踏み入れまだ3歩ほどしか進んでいない私ですが、機材だけは結構あれこれ試してきました。特にエフェクター。
歪みの作り方は「クリーンなアンプに歪みペダル」の1パターンしか知らず、やらず。自宅弾きという制限や使用してきた機材もありますが、歪みは完全エフェクター頼み。
Sheriff22から飛び出す抜群のクランチサウンド、コード一発でノックアウト(笑)。なるほどペダルでは出せない歪みとはこういうものね、と初めて実感。
ただあくまでもローゲインの領域。この質感を変えずゲインブーストしてくれる奴はいるのかいないのか?という欲望から大捜索し、良さげなブースターを4つに絞り込み。
こん中から多分買うよ!(結局SD-1やTS系に行くんじゃね?なんて感じながら^^)
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注目ブースター5選
G-Life GEMINI BOOSTER
SIAM SHADE他多方面で活躍しているギタリストDAITA氏がプロデュースするG-Life Guitarsのブースター。Ovaltoneが開発に携わっており品質は折り紙付きですね。
コントロールは次の通り。
- Volume
- Gain
- Tone(高域)
- Spirit(中域~中高域)
- Lead/Rhythmスイッチ
単体でもクランチドライブ的に使え、これ一台で多彩な音が出せそうですね。”アンプの歪みをプッシュする”という仕事は動画の通り。出音も外観もかっこよす!!
だけど、お値段は3万越え~(笑)。
■G-Life Guitars(http://www.g-life-guitars.com)
Lizzy Backdo Mist Feather
まだまだ知名度は高いとは言えませんが、個人的にかなり注目している国内ブランド。こちらは開発に1年以上を費やし持てる技術の全てを詰め込んだ渾身のブースターだそうです。
コントロールは以下。
- Volume
- Gain
- Tone1(通常のトーン)
- Tone2(高域)
- Vintage/Modernスイッチ
奇しくも、G-Lifeのものと同じ配置。何も勘ぐってませんぜ(笑)。
単体でも歪むようですが動画で確認する限り正直いまいちな歪み。やはりゲインブースト用途が一番に感じます。ザラっとした質感が凄く好みですが、ゲインを上げ過ぎると潰れそうな気がする。
お値段は3万程…安くはないね( ;∀;)
■Lizzy Backdo(http://www.lizzybackdo.com)
Friedman BUXOM BOOST
BE-ODが最強のディストーションとして認知されつつあるFriedmanのブースター。Buxomは「豊満」「小太り」という意味があり、単純にファットな出音をイメージしちゃいます。
コントロールは下の通り。
- EQ(Treble/Mid/Bass)
- Boost
- Tight(低域)
- EQ/Bypassスイッチ
名前からくる印象とは違い、ナチュラル志向のブースターのようです。3バンドEQで積極的に音作りも可能ですしバイパスして音色を変えずブーストのみ行うことも出来ます。色々な方の動画で確認してみましたが、低域を調整するTightスイッチがこのペダルの肝だと感じます。
何にせよ流石のFriedmanクオリティといったところですね。これも良さげだなぁ(笑)。
お値段はコチラも約3万円也~。
■Musette Japan Friedman(http://www.musette-japan.com/friedman_contents/index.html)
Suhr Koko Boost Reloaded
Led Zeppelin好きであろうこの方の動画はレスポーリストとしては外せない。オリジナルKoko Boostをサイズダウンし機能追加したモデル。スイッチが一つしかありませんがモード切り替えとペダルオンオフが行えます。
コントロールは以下の通り。
- Boost
- Mid Boost
- MidQ(周波数帯域幅)
- Freq 3wayスイッチ
この一台でクリーンブーストとミッドブーストが可能。Suhrお得意の3ヴォイススイッチを備えており、MidQコントロールの調整と相まって細かい音作りが期待出来そうです。
お値段は3万切る感じでチョイお安い。
■Suhr(https://www.suhr.com)
Shin-Ei B1G 1
最後に発見!アメリカのペダルブランド「Shin-Ei」から発表されているゲインブースター。
“シンエイ”という名は知る人ぞ知るブランド名。日本の新栄電気が1960年代に発売した「Uni-Vibe」が余りにも有名ですね。今は無き新栄電気。その名を継承している米国「Shin-Ei」のラインナップにはUni-Vibeの完全再現を目指し制作された製品があり”シンエイ”に対するリスペクトとUni-Vibe愛を感じます。
ホームページを覗いてみると、エリック・ジョンソンやマイケル・ランドゥが彼らの製品を使用している事が分かります。そんなプロ御用達のペダルブランドが放つ最新アイテムがこのブースター。
見た通りシンプルなワンノブ仕様。時代と逆行する大き目のボディも内部配線やパーツに拘っているからと思いたい(笑)。
国内取り扱いは今のところありません。ちょっと試してみたい一品。
■Shin-Ei(https://shin-ei.com)
終わりに
実はブースター結構持ってるんです、ハイ。
ただ各ブースター個性が強くてSheriff22にベストマッチという感じではないんですよね~。こればっかりは試していくしかありません。
タイトル通りアンプの歪みを活かしたいので半ば相性探しみたいな所がありますが、今回チョイスしたブースターたちは結構期待できるんじゃないかと思います!
アンプの歪みをベースに音作りを考え始めた事で、トランスペアレント系のODが何故人気があるのかやっと分かりました(笑)。
ブースターとして優秀、これが自分の求めるオーバードライブの第一条件になってしまった。
出だしでもチョロッと述べましたが、巡り巡ってBossのSD-1やTS系などの王道ペダルに辿り着く、そんな気が無きにしも非ずです。
また、定番と言われるブースターが何だかんだと良かったりするんですよね~^^;
でも何故だろう・・・寄り道したいんですよ♪