プリアンプ、マルチプロセッサーを使用するものにとって、キャビからの音出しにパワーアンプは必需品。現在私もプリアンプ(Synergy)使いです。
今一番欲しい機材がパワーアンプで前回の記事にて小さいモノを厳選してみましたが、製品自体の数が少なく現在進行形で悩み中。
今回はより選択肢を広げエフェクトループを搭載した小型アンプに注目し、良さげなモノを集めてみました。選抜条件はただ一つ、小さい事。
アンプ自体のサウンドも楽しめると思うと、まさに一石二鳥じゃない?^^
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Contents
エフェクトループ搭載アンプ
HOTONE
Nano Legacy series
- 出力:5W
- 3バンドEQ搭載
- 4~16Ωのキャビネットに自動対応
- ラインアウト、Aux In端子搭載
- 寸法、重量:128W×75D×59.5Hmm、440g
Hotoneの超小型アンプヘッド、Nano Legacy seriesの内の一台。このPurple WindはMarshall Plexi SuperLead 1959のサウンドの再現を目指したもの。
このサイズなのに3バンドEQはおろか、エフェクトループを装備。出力も家で使うには最適。リーズナブルな価格を考えると…メチャクチャアリ!だな。
▼オールアクセス
http://www.allaccess.co.jp/hotone/
MOOER
Little Tank D15
- 出力:15W
- 25種類のハイクオリティアンプモデルを収録
- 多数のエフェクト搭載
- Bluetooth接続による外部オーディオ再生
- 寸法、重量:186W X 96.5H X 75.8D mm / 0.67kg
今や業界トップブランドになりつつあるMooerのモデリングアンプヘッド。個性的な外観ですが、上部の出っ張り部分は液晶画面になっています。
幅が20cm未満とコチラも小さい。そしてエフェクトループ搭載ですよ旦那。単体でも多彩なサウンドが出せるので当然ながらこれも魅力的!
▼MOOER
http://www.mooeraudio.com/
ORANGE
MICRO DARK
- 出力:20W
- プリ部に真空管(12AX7)搭載
- パワー部はソリッドステート
- 8-16Ω対応スピーカー出力
- 寸法、重量:16.5×13.5×9.5 cm、780g
オレンジの小型アンプヘッド。真空管とソリッドステート技術を組み合わせたハイブリッド仕様。どちらかといえばMicro Terrorの方がスタンダードかな。
Micro Terrorはエフェクトループ非搭載で、Micro Darkにはあるという不思議(笑)。単体でもより重厚でヘヴィなサウンドを出力可能です。欲しいなぁ~。
TERROR STAMP
- 出力:20W
- プリ部に真空管(12AX7)搭載
- パワー部はソリッドステート
- 8-16Ω対応スピーカー出力
- 寸法、重量:約13.4 X 6.1 X 9.9cm、約0.38kg
その名の通りMicro Terrorのストンプボックス仕様。このサイズ感に収まること自体凄いんですけど、エフェクトループとキャビシミュアウト搭載って素晴らしすぎる。
このアンプ見て改めて思ったんだけど、やっぱパワーアンプ単体だけに拘る必要無いよね。こんなにコンパクトで良い製品があるんだもの(笑)。安いし。
▼Orange Amps
https://orangeamps.com/
One Control
BJF-S66
- 出力:66W(8Ω)、30W(16Ω)
- Lead/Rhythmの2チャンネル
- デジタルリバーブ、トレモロエフェクト搭載
- クラスD デジタルパワーアンプ
- 寸法、重量:26.5(W)×11.8(D)×10.3(H)cm、1.62 kg
大ヒットしたOne Control初のアンプ。ビヨン・ユール監修。1966年製ブラックフェイス期のアメリカンアンプを彷彿とさせるサウンドを内包。
個人的にはNAMM2020にてプロトタイプとして出展されたBJF-S100をずっと待っている(笑)のですが、多分コロナが原因で開発止まってる。
パワーアンプのためだけに導入するという感覚はなく、普通に小型アンプとして超欲しい!
▼One Control
https://www.onecontrol.jp/
Quilter
101 MINI HEAD
- 出力:50W
- 前面入出力端子
- 可変負荷4-16オーム用スピーカーアウト
- ユニバーサル電源 / 標準IEC電源ケーブル採用
- 寸法、重量:約21(W) × 8(H) × 14(D) cm、約0.9kg
Quilterのミニヘッド。これが世に出た当初は私自身かなり衝撃を受けました。語弊があるかもですが、しっかりとしたアンプヘッドでこのサイズ感は驚きでしたね。
101 Reverbの方がアンプとして標準的な仕様ですが、パワーアンプ使用が第一目的の私とすれば、こっちの方が安くていいですな。電源内蔵なのもグッド!
InterBlock 45 Guitar Head
Quilter / InterBlock 45 Guitar Head
- 出力:45W/4Ω、33W/8Ω、17W/16Ω
- 2ボイシング(FullQ/Vintage)
- ライン・ヘッドフォンアウト(キャビシミュ搭載)
- 寸法、重量:12.7cm x 10.16cm x 4.45cm、0.3kg
先にMicro Block45というもっと小さいモデルが出ていましたが、こちらはエフェクトループを搭載したより本格的な仕様のペダル型アンプヘッド。
いやいや、脱帽です。機材の小型化をずっと望んでいますけど、もうペダルサイズアンプも当たり前になってきちゃってますよね。凄い時代になったなぁ。
▼Quilter
https://www.quilterlabs.com/
DV MARK
DV MICRO 60 JAZZ
- 出力:50W(8Ω) / 60W(4Ω)
- リバーブ搭載
- パワーアンプに独自技術MPT使用
- AUX IN / ヘッドフォンアウト装備
- 寸法、重量:200(W)×70(H)×221(D)mm、1.9kg
この分野の先駆けと言ってもいいDV MARKの小型アンプヘッド。シグネイチャーモデルなど豊富なラインナップを誇り目移りしちゃいます。
Quilterよりも奥行きがあり、ちょっと大きく感じてしまうのが個人的残念ポイント。ただ各モデル出音はメチャクチャ良いです。気になる方は是非弾いてみて下さい。
▼Pearl Music
https://pearl-music.co.jp/dvmark/
Hughes & Kettner
AmpMan
Hughes&Kettner / AmpMan MODERN
- 出力:25W(8Ω) / 50W(4Ω)
- 2チャンネル仕様
- ノイズゲート搭載
- Red BOX AE+(キャビシミュ)搭載
- 寸法、重量:W250 x D153 x H52mm、約1.15kg
精力的に新製品を世に送り続けているケトナー。このAmpManはSpirit Nanoシリーズのフロアタイプモデルで、Classic、Modernの2バージョンあります。
Black Spirit200の子供みたいな印象(笑)。必要な入出力端子は完備。でも個人的にNanoシリーズにエフェクトループがあって欲しかった。だったら確実に買ってたね。
▼Pearl Music
https://pearl-music.co.jp/hughes-and-kettner/
Peavey
6505 Piranha
PEAVEY 6505 Piranha Micro Head 【特価】
- 出力:20W(4Ω)
- プリ部に真空管(12AX7)搭載
- Crunch / Leadの2チャンネル
- AUX IN / ヘッドフォンアウト装備
- 寸法、重量:178(W) x 132(D) x 82(H) mm、1.13kg
Peaveyのハイブリッド仕様の超コンパクトアンプ。ゴリゴリに歪んでくれることでしょう。このアンプにエフェクトループが付いていたとは…盲点だった。
Synergyの横に並べるならもっともお似合いなのではなかろうか(笑)。ただ例によってこいつの電源アダプターはクソデカイです。そこがなぁ~。
▼Peavey
https://peavey.com/
終わりに
あ~~~、悩むねぇやっぱ。
実際、パワーアンプ機能だけが目的なんですが、こうやって並べてみるとそれは贅沢過ぎるな(笑)。各アンプ魅力があるので、そこも欲しいポイントに加味されちゃいます。
記事を書きながら自分の好みというか拘りもハッキリしてきて、当初あまり問題視してなかった事とかが現時点では結構気になっていたり…。
パワーアンプ単体でも結構お値段するので、それだったらアンプ買っちゃおうかな?という感じで今かなり気持ちは傾いちゃってますけどね。
タイミングが合えば買いましょう!