8畳というハコの中、最高のサウンドを求てあれやこれやと幾数年。エフェクターを山ほど漁り、今はアンプに首ったけ。
普通のギタリストの方とは完全に別ベクトルにて試行錯誤を繰り返し、ようやく納得いくサウンドを構築出来たと感じる今日この頃。完全なる自己満足の世界。
大音量にて得られる“本物の音”とかそんなの関係なく、自分が楽しいと思えればそれで良し。そんな家プレイヤーの私が使用してきたアンプとその感想を今回改めてまとめてみました。
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Contents
アンプ使用歴 (-2019)
Yamaha THR5
現在はニューバージョンも出ている大ヒット家用アンプ。コンパクトボディに詰め込まれた機能はまさに驚異的。5種類のアンプシミュ、4種類のエフェクトにディレイ、リバーブも搭載。
音もかなり良くてメチャメチャ遊べる楽しいアンプでした。練習用途や初心者の方が使うアンプとしては最高の一品。欠点は歪みペダルのベースアンプにはなれない点かな。THR10のFLATモードが無いので。
現状「THR5Ⅱ」は出てません。個人的にはこのサイズが良いですし、ルックスもこっちの方が好み。残念ながら既に生産終了。売らずに置いとけばよかった(笑)。
Yamaha GA15Ⅱ
エフェクターに興味を持ちだした頃に手に入れたアンプ。THRと入れ替わりで我が家に。購入の決め手はペダル乗りの評判と3バンドEQの存在。あと激安過ぎる価格ね。
コイツの歪みは正直好きじゃなく、ほぼクリーンチャンネルにペダルをかまして遊んでました。数多くの歪みペダルの比較にて大活躍。EQがどのように作用するのかも学べた気がする(笑)。
ペダル型プリアンプを手にした事でお役御免に。ワンコインで旅立っていきました。
Two notes Torpedo C.A.B.
この頃の私はペダル型プリアンプに夢中。だけどプリアンプの用途や意味も分からず使っていた気がする(-_-;)。どういう思考によってコレに辿り着いたのか今となっては不明(笑)。
当時の接続機器は次の通り。
- 歪み系ペダル
- ALBIT A3GP Mk2
- Two notes Torpedo C.A.B.
- MACKIE 402VLZ4 ミキサー
- ROLAND CM-30
結構アレコレ買いまくって最終的に辿り着いたセットアップ。IRの存在を知り感動し遊び倒しました。出音は確かに良かったのですが音圧は全くありませんでしたね(今思うと)。
ただキャビネットやスピーカーというものに興味を抱かせてくれ、大変大きな学びを得られたアイテムでした。この時の機材は今や一つも手元にありませぬ(笑)。
Marshall CODE25
Topedo C.A.B.と並行使用していたアンプ。発売日に即買い。マーシャル初のモデリングアンプですが、知識不足も相まって私には上手く扱えなかったです。
まずマスターでミリ単位の調整が必要な程音がデカいです。アプリの感度もいまいちで徐々に面倒になっていきました。歴代マーシャルサウンドを堪能できる素敵なおもちゃ箱だとは思いますが。
ただTorpedoと共に、自分の好きなアンプやスピーカーがどういうものかを知るきっかけを与えてくれたのは間違いありません。…でも売却済み。
Albion GS12C
私が初めて入手した真空管アンプ。ドライブチャンネルはJubilee/JTM45、クリーンチャンネルはBlackface等を模した欲張り仕様なアンプ。真空管アンプを試してみたく諸々の理由で購入。
まず真空管アンプは音がデカいというのが分かりました(笑)。このアンプはゲインを上げると音量もガッツリ上がるので部屋弾きはかなり難しいです。ボリュームも音色に多大な影響を与えるので小音量だと歪みはペラペラになります。
ただクリーンを弾いた時の張り出し感や艶は何とも言えない心地よさがあり、以降真空管アンプにドハマりしてしまう事になっちゃう訳であります。私史では非常に重要なアンプでした。
Peavey 6505 MH Japan Edition
私が初めて入手した真空管アンプヘッド。通常版より少しお高いジャパンモデルです。激歪み、サイズ、価格と様々な理由を統合して選択したPeaveyのミニヘッド。
リードチャンネルは激歪みでサスティーンがあり滑らかな出音。リズムチャンネルはクランチサウンドが最高で歪みの質感や弾いた時の感触がとにかく気持ち良かったです。
また小音量でもサウンドキャラクター自体はあまり変わらない印象でしたので、家弾き用にも向いている真空管アンプだと思います。後にBognerを購入したことによりお別れ。
Victory Amps Sheriff22
自身初の個人輸入アンプ。ドイツのThomannから購入しました。魅力的なアンプを多数ラインナップしているブランドなので、未だにVictory製品の国内取扱いが無いのは残念ですね。
所謂プレキシスタイルのアンプであまり歪みません。飽和感がありあたたかなサウンドが特徴でクリーン~クランチが得意。ブルースロックをやるのに最適な歪み量といった感じ。
ペダル乗りはソコソコでモノを選ぶ印象はあります。補助的にブーストする使い方が一番ハマるかな。小音量だとペラくなるのはAlbionと同じですね。
Bogner Atma 18
小型ながら整流管を使用した本格的なオールチューブアンプ。中古ですがBogner買っちゃいました。自分の好きな歪み感を求めた結果行き着いたアンプ。
真空管をリストアしたり、アッテネーターをいくつか試したり、スピーカー選びに苦悩したりしつつようやく自己満完成領域に到達。現在のメインアンプ。
サウンドバリエーションがとにかく豊富で音作りが楽しいです。ただ単体の歪みは丸く甘めな音なのと、ゲインを上げ過ぎると低域の主張が激しくなるため、ローを抑えつつエッジと歪みを加えるのにペダルを絡めてサウンドメイクをしています。
クリーンは正直いまいちだけどね(笑)。
Boss KATANA-MINI
夜練用に最近購入したポータブルアンプ。これはメチャクチャ便利です。いつも手の届く床に置いているので思い立ったら即音出し可能状態。もちろん電池使用。
私はヘッドフォンプレイが嫌いなので、極小音量を出せサウンドもグッドなコイツはマジサイコーですわ。スイッチ部分の耐久度が少し心配ですけど末永く愛用していきたい一品。
困ったことに他メーカーの電池アンプにも興味が沸いてきております。
まとめ
エレキギターを屋内で弾く、何とも無謀な事か(笑)。それでもやりようによっては何とかなるもんでした。人の感性は様々なので良い音の定義付けは不可能ですが、自分の音を一つ手に入れた実感はあります。
次なる目標はそれをレコーディングに落とし込む事。そのために必要なのがロードボックス。各ブランド魅力的な製品が増えてきていて、どれを選択しようか凄く悩んでいる所です。
何だかんだと真空管アンプが好きになってしまいましたが、Katana-Miniのおかげで本格的なソリッドステートアンプも一台欲しくなっています。
2020年はBJF-S100を買う事が既に決まっていますので(笑)発売が待ちきれません。今はエフェクターよりも小型アンプにアンテナを張ってます。早く新情報来ないかなぁ~。