プリアンプな世界

現在プリアンプをメイン機材としその魅力の虜となっている私にとって、巷に溢れる良さげなプリアンプには否が応でも反応しちゃう超敏感状態。

音を出すためにはパワーアンプやキャビネットが別途要りますが、総じて機材のコンパクト化を図れます。部屋を圧迫せず、持ち運びも楽々です。

何だかんだ言ってアナログ機材が大好きなギタリストへのプリアンプ啓蒙活動の一環として(笑)今回の記事が成り立っております事をご了承いただきつつお楽しみあれ!

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Guitar Preamp

Synergy Amps

SYN-1

SYNERGY SYN1 PREAMP

まずは私も現在愛用しているシナジーのSYN1。数多くのアンプブランドが参入しており、各社製品の本物の音を奏でる事ができます。ミニマムだけどね(笑)。

モジュールと本体(SYN1)合わせて真空管3本にて駆動。エフェクトループ等背面の端子類は豊富で、ダイレクトレコーディングにも対応しています。

別途モジュールが必要なので資金的には中々しちゃいますが、家プレイヤーの私的に小音量のサウンド及びバランスはこれが最強。

▼モリダイラ楽器
https://moridaira.jp/synergyamps

Albit

A45M pro

 ALBIT / A45M pro

ALBIT / A45M pro

Marshall JTM45のサウンドを手のひらサイズで再現。Albit独自の機能も満載なペダル型プリアンプです。開発発表されてからかなり期待してましたが遂に発売。

真空管を3本搭載、幅約18cmとA3GPよりも一回り大きいサイズ感。エフェクトループ、ラインアウトも装備。電源はDC9V仕様となっています。

お値段そこそこしますが、まぁ欲しいよね(笑)。発売からサウンドが中々世に出て来ずヤキモキしましたが、山口和也さんがタメシビキしてくれてます。興味がある方はチェックしてみて下さい。ええ音ですわよ。

▼ALBIT CORPORATION
http://www.albit.jp

Ovaltone

Ovaltone Preamp

5/21に発売され既に入手困難なその名もOvaltone Preamp。Albitと同じく日本ブランドなのが誇らしい。個人的にこいつも発売を待ち望んでいた一品。

元々クリーンなプリアンプを目指し「White Face」という名称で開発が進んでいたと思うのですが、装いを新たにし遂に完成。Nutubeを搭載し単体でも歪む仕様です。

歪み系エフェクターとの親和性を重視し開発されたプリアンプなので、ライブプレイヤーにはもってこいの品ではないでしょうか。ただ個人的にエフェクトループは欲しかったかな。

▼OVALTONE
http://ovaltone.net

Victory Amps

V4 Series Preamp

英国ブランド、Victory Ampsのチューブプリアンプ。 私自身もユーザーなのでひいき目に見ちゃうところありますが、音だけでなく製品自体の品質も物凄く高いです。

真空管を4本搭載していて、フロアタイプながら本格的な仕様。エフェクトループも当然装備。モデル展開も豊富で現在4種類あります。動画のCountessは既にディスコン。

イギリスがEU離脱してThomannから製品消えたのが痛いなぁ。YouTubeでもお馴染みのAndertonsなら日本からでも買えるかな?どっか代理店してくれぇ~。

▼Victory Amps
https://www.victoryamps.com

Kingsley Amplifiers

Constable

カナダに拠点を構えるブランド。小さな工房系ブランドというイメージがあります。2000年に真空管アンプの製造から始まり、現在はペダル等もラインナップに。

真空管を使用した伝統的な製法に拘りがあり、ペダルにも真空管を搭載しています。このConstableはプレキシ系サウンドをモチーフにしており真空管は2本搭載。

見つけてからずっと気になっている製品ながら、購入するには直接やり取りするしかなく私はビビッて勇気ある一歩が今なお踏み出せません(笑)。

▼Kingsley Amplifiers
http://kingsleyamplifiers.com

Custom Tones

Ethos Clean Ⅱ

Custom Tonesという会社のEthos Guitar FXというブランド(だと思う)。知る人ぞ知るここのプリアンプは極稀に国内でも出回る事があります。価格がアレだけど。

OverdriveやFusionなど様々なモデル名で出ていますが、一貫しているのはダンブル系のサウンドを基本としていること。真空管は非搭載ですがその分超小さい!

アンプのリターン挿しはもちろん、インプットに接続しオーバードライブ的にも使用可能。スピーカーシミュの出音も凄く良いです。これも欲しい!

▼Custom Tones
http://www.customtonesinc.com/home.html

終わりに

本日はプリアンプな世界をお届けいたしましたm(__)m

今回は、否、いつもだが私が個人的に欲しいモノだけを集めてみました。これ全部あれば音作りに困る事なんてありゃせんでしょ(笑)。

利便性の高いデジタル機材はどうにも操作が苦手で、どうしてもこういう“実物”に興味が行っちゃうんですよねぇ。これは年老いたという事かも知れない(-_-;)。

SynergyはBognerモジュールを入手したので、正直もういいかなって感じがあるので、今回の中から必ずどれかに手を出す事になるかと思います。

その前にパワーアンプを買わなくちゃ!