小型真空管アンプ大好き人間の私。
最近国内でもVictory Amps製品が買えるようになったことを知り歓喜していましたが、またまた注目のアイテムが登場しましたね。
既に話題になっているBlackstarの新しいアンプ。アナログとデジタルの融合は当然のごとく、場所を選ばず使える仕様のフルチューブアンプ。
メチャクチャ欲しい!
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
Blackstar St.Jamesシリーズ
6L6モデル
ST. JAMES 50 6L6H
- 出力 : 50W / SAG /2W
- チャンネル数 : 2
- プリ管 : 2× ECC83
- パワー管 : 2× 6L6
- コントロール : Volume1, Gain2, Volume2, Bass, Middle, Treble, Reverb, Master, Voice-switch
- サイズ : 402 × 222 × 214 mm / 6.7kg
パワー管に6L6を採用したモデルのヘッドタイプ。Blackstarらしい黒の装いがカッコイイ。汎用性の高いサウンドを有し、ハイゲインが特徴。
US CLEAN(フェンダー系)とUK DRIVE(マーシャル系)の贅沢な2チャンネル仕様で、エフェクトはリバーブを搭載。メタルをプレイ可能な程のゲイン量を誇ります。
50W出力のフルチューブアンプというのが信じられないくらい超コンパクトサイズで超軽量。汎用性も可搬性も抜群で、私は正直コレ欲しいです。
ST. JAMES 50 6L6 Combo
- 出力 : 50W / SAG /2W
- チャンネル数 : 2
- プリ管 : 2× ECC83
- パワー管 : 2× 6L6
- スピーカー : 1× 12 Celestion Zephyrs
- コントロール : Volume1, Gain2, Volume2, Bass, Middle, Treble, Reverb, Master, Voice-switch
- サイズ : 535 × 462 × 259 mm / 12.8kg
6L6搭載モデルのコンボバージョン。セレッションのオリジナル12インチスピーカーを1基搭載。Vintage30がベースになっている様です。
基本仕様はヘッドと同じ。リアクティブロードとキャビシミュを内蔵していて、レコーディングも可能な真空管アンプです。サイズは流石に一回り大きい印象ですが、重量はあり得ないくらい軽いですね。
ST. JAMES 212VOC BLACK
- 搭載スピーカー : 2× 12 Celestion Zephyrs
- 許容ワット数 : 140W
- インピーダンス : Mono, 4Ω/16Ω
- サイズ : 501 × 718 × 295 mm / 13.6kg
6L6ヘッドの専用キャビネット、とは言ってもEL34モデルと色が違うだけで中身は同じ。搭載スピーカーはコンボと同じくセレッションのZephyrs。
縦配置の2発内蔵、許容入力は140Wです。
EL34モデル
ST. JAMES 50 EL34H
- 出力 : 50W / SAG /2W
- チャンネル数 : 2
- プリ管 : 2× ECC83
- パワー管 : 2× EL34
- コントロール : Volume1, Gain2, Volume2, Bass, Middle, Treble, Reverb, Master, Boost
- サイズ : 402 × 222 × 214 mm / 6.7kg
白を基調とした渋い外観のEL34モデル。
クリーンチャンネルは6L6モデルと同じ仕様ですが、歪みチャンネルはクラシカルな方向性のオーバードライブチャンネルです。ウォームでマイルドな所謂VOX系の出音が特徴。
6L6モデルとは違いBoostスイッチ(2ch専用)を搭載、10dBのクリーンブーストが可能です。ミディアムゲインのアンプなので、ペダルと組み合わせて多彩なサウンドを生み出せそうな匂いがプンプンします。
ST. JAMES 50 EL34 Combo
- 出力 : 50W / SAG /2W
- チャンネル数 : 2
- プリ管 : 2× ECC83
- パワー管 : 2× EL34
- スピーカー : 1× 12 Celestion Zephyrs
- コントロール : Volume1, Gain2, Volume2, Bass, Middle, Treble, Reverb, Master, Boost
- サイズ : 535 × 462 × 259 mm / 12.8kg
EL34モデルのコンボタイプ。見た目とパワー管、ブーストスイッチ以外は6L6モデルと同一仕様。サウンド傾向の違いが明確なのは良いですね。
真空管コンボアンプは20kgくらいするのが普通なので、マジ驚異的な軽さだと思います。スピーカー自体も軽量化されてるんだろうね。
ST. JAMES 212VOC FAWN
- 搭載スピーカー : 2× 12 Celestion Zephyrs
- 許容ワット数 : 140W
- インピーダンス : Mono, 4Ω/16Ω
- サイズ : 501 × 718 × 295 mm / 13.6kg
St.James EL34モデル専用2×12キャビネット。6L6モデルのキャビと中身はまったく同じなので、白と黒、好きな方選べば良いと思う。
終わりに
BlackstarのSt.James 50、デジタル機器に勝るためにはココしかない!ってとこをついてきましたねぇ。
フルチューブアンプ、そのサウンドは明らかに極上。しかしながら可搬性や利便性ではデジタル機器に対し圧倒的不利、という真実。
EL34や6L6というパワー管を搭載してこのサイズ、重さを実現している事はマジで革命ですよ皆さん。50W出力の本格的真空管アンプで幅40cmは私が知る限り最小です。
これなら出音と可搬性のバランスからKemperじゃなくSt.Jamesをってなるライブプレイヤーいるかも?
EL84管搭載(20W仕様)の小型真空管アンプヘッドと同じサイズ。信じられない。いつか入手したいアンプナンバーワンになってしまいました(笑)。
ただ一つ個人的に残念なのが、キャビシミュオフに出来ない事でしょうか。手持ちのIR使わせてくれよぉ~って感じですわ。
マジ欲しい~~~。