やってくれますねぇブラックスター。
フロアタイプのギターアンプの第二弾。よくよく考えれば前製品がAmped“1”という数字付きでしたから、この構想は最初からあったんでしょうね。
今回のAmped2はパワーアップバージョンというか、プレイヤーのニーズに合わせた別バージョンというような位置付けに思えます。
Amped1愛用者の私ですが、こんなんやっぱり欲しくなっちゃう!
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Dept.10 AMPED 2
- 出力 … 100W / 20W / 1W
- プリアンプモデル … USA / UK / Classic
- パワー管モデル … EL84 / EL34 / 6L6
- エフェクト … Drive, Modulation, Delay, Reverb
- サイズ … W288×D149×H80 mm / 1.96kg
端的に言うと「100Wアンプ+マルチエフェクト」という本製品。ギグバッグに容易に入るコンパクトサイズに必要な機能がこれでもかと詰め込まれた凄いヤツ。
Amped1所有者の私ですが「似たようなのすぐ出すなよ!」とキレる様な事はなく一安心。製品コンセプトが違っていて差別化はしっかり計られているのではないかな。
Amped1との違い
まずAmped1と比較して、
ボイシングのFlatがClassicに、レスポンスが6種類から3種類に、エフェクトループの接続端子がインサーションケーブルではない、というのが主な違いです。
Amped1はエフェクターやプリアンプなど、外部機器と組み合わせて使用する事で真価を発揮する製品だと思います。一方のAmped2はまさにオールインワン。基本サウンド&機能を1台に集約した「何でも出来ます!」的な製品です。
機能詳細
Amped2は見ただけで何がどうなのかメチャクチャ分かり易く、操作性は抜群だと思います。アンプに4つのエフェクトペダルがくっついたみたい。
アンプ
アンプセクションはゲイン、3バンドEQ、マスターの基本コントロール部分と、音色の変更や出力を切り替える事ができる各種スイッチからなります。
特にプリ部とパワー部のスイッチは出音にダイレクトに影響する重要な機能になります。
エフェクト
エフェクトセクションは歪み系、モジュレーション、ディレイ、リバーブの4つを搭載。更にそれぞれ3種類のサウンドを選択可能となっています。
ちなみにフットスイッチを押しっぱなしにする事で、エフェクトの強調効果やフリーズ効果を得る事ができます。隙がありませぬ。
エフェクトループがあるので、手持ちのお気に入りペダルなんかも当然使えます。また一部エフェクトはソフトウェア上にて設定を変える事なども可能です。
参考動画
▼Blackstar Amplification
https://jp.blackstaramps.com/ja/dept-10-amped-2
終わりに
Amped2、大変魅力的です。
現代のギタリストのニーズを満たすべく、必要な機能をてんこ盛りにしたフロアアンプ。超コンパクトサイズなのも素晴らしいです。
他に必要なのはキャビネットのみ。使用環境を選ばず、スタジオでもステージでも余裕で活躍してくれるでしょう。
またCab Rigアウトがあるので部屋プレイもバッチリ楽しめます。ヘッドホンを使用すればキャビさえも不要。ダイレクトレコーディングにも対応しています。
後はサウンドが好きかどうか、それだけですねぇ。個人的には、初心者の方こそ、あれやこれや揃えようとして散財するより、こいつを買っちゃった方が良い気はします。