DTMMerにとっての一大イベントであるブラックフライデーから続く年末セール。昨年、私もいくつかのプラグインエフェクトや音源を購入!
その内の一つである「Straight Ahead Jazz Horns」にてトラブル発生。これはNative InstrumentsのKontaktにて使用できるブラス音源。
個人的に、ですが「またかよ…」という感じで手慣れたもんです(笑)。私的Kontaktトラブル発生率はかなり高く、あんま信用していないです。
今回はタイトル通りUI系不具合。無事解決出来ましたので、同志のためにシェアしたいと思います。
不具合?解決方法
症状
マルチ音源を読み込むとこんな感じに。右上のグラフィックが死亡。3つあるスライダーもこれじゃぁ意味不明(笑)。
この時点で私はkontakt側の問題だと疑う、否、決めつける訳ですよ、信用無いから。色々調べてKontakt側で弄れる箇所は一通りチェック。
だが、解決には至らず!
大元Impact Soundworks、国内Sonicwire、どちらの公式サイトにも情報なし。この辺で“Kontaktのせい”という固定観念を捨て、同様の症状で悩む人を探す方向にシフト。
ダイレクトに検索
どちらかと言うと海外情報のヒットを期待して、検索ワードを入れていく事に。これでもない、それでもないと試行錯誤して、遂にクリティカルヒット!
「Smart Voicing GUI」
社名やクソ長い製品名を省き、シンプルなこのワードで出てきましたよ欲しい情報が。見つけた時にはこんなん製品ページに載せとけよってちょっとキレた(笑)。
その大事過ぎるページが次。
大切過ぎるPDF
●Smart Voicing Multi UI Setup.pdf
もうリンクも画像も貼っ付けときます。コレ絶対必要なヤツ!
簡単に説明すると、1番の青文字からダウンロード、解凍したファイルをKontaktのpicturesフォルダー内に入れる、そうすればUI完璧!という事ですな。
Kontakt6だと不要なのかアプグレしてない私には分からんとです。ただここまでやることが製品を扱う上で必須なのに、その情報に簡単にアクセスできないのは問題ではないだろうか。
万事解決!
本来あるべきインターフェースがこれ。コードも表示され、スライダーも動かし放題(笑)。実際このSmart Voicing機能めちゃくちゃ便利です。
サウンドも十分かな。こういうのって上を見たら本当キリが無いし。
終わりに
「Kontaktさん、この度はすまなかった!!」今回の不具合、あなたのせいではありませんでした。お詫びいたします。
さて、このブラス音源、元々はStraight Ahead Samplesという所が出した音源で、価格とのバランスも考慮し、その頃から目を付けておりました。
リアルサウンドに近いとされるFable Soundsのものや、Sample Modeling社のブラス音源は確かに素晴らしいですが、そんなん使いこなせね~し(笑)。
最近は音源、プラグイン問わず“扱いやすい”というのが私的に製品選択の第一条件になってきました。細部まで作り込める、とか正直もう面倒臭いんです。
なので今回トラブりはしましたが、Smart Voicing機能を搭載したこのブラス音源、セール価格で購入できた事も考えると大変満足でございます。