ぼっちDTMerにとって役立つソフトウェア音源。特にバンド系楽曲を制作するのであればリズム隊の音源は必須アイテム。今回はどんどこドラム音源に注目。
私はBFD3を所有しているのですが、出来る事がありすぎて中々大変。楽しいんだけど正直敷居が高い音源だと思います。コレ弄ってるだけで時間がみるみる過ぎていく(笑)。
私基本面倒臭がりなんで、サクッとポンで良い音が生まれてくれたらサイコーなんですけどね。
一昔前はそもそも選択肢があまり無く、リアルさと価格のバランスを考えるとBFD一択と言っても過言では無い状況でしたが、今どうなってるんでしょ?
って事で令和のドラム音源事情をザックリ調査。
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
Contents
ドラム音源
FXpansion
BFD3
FXPANSION / BFD3 (パッケージ納品・ダウンロード版)
- ライブラリ容量155GB(占有ディスク容量約55GB)
- BFD1/2用拡張音源使用可
- キットピース数119(キット数7)
- エフェクト33種
- 最大8つのアンビエント・マイク・チャンネル
所有してるんで否が応でもコレが基準になっちゃいます。BFD2より良い意味で大人しくなり扱いやすくなった印象。ただBFD3単体だとスネアが物足りないんじゃないかな。
追加音源はExpansion Packという形で数多く出されています。まんま使える音に仕上がっているものもあり、コンセプトが合えばかなりの時短になります。結構頻繁に半額セールが行われるのでその時が狙い目ですね。
◎参考動画
▼Media Integration,Inc.
https://www.minet.jp/brand/fxpansion/bfd3/
XLN Audio
Addictive Drums 2
XLN AUDIO / Addictive Drums2 Custom XL PDF 簡易パッケージ版
- 5000以上のMIDIパターン
- 130種類以上のキットプリセット
- 軽快な動作
価格を抑えつつ音にも定評のある人気のドラム音源。このCustomXLは拡張音源ADpak、MIDIpak、Kitpiece Pakを6つずつ自由に選択できるパッケージ。
え~、良い謳い文句を公式諸々探したのですが、どこも抽象的な事しか書かれてませんでした。宣伝下手じゃない?“動作が軽くて安い”しか分からなかった(笑)。
追加音源と抱き合わせて販売する形をとっていてお得感高し。
◎参考動画
▼High Resolution
https://h-resolution.com/product-category/xlnaudio/
TOONTRACK
EZ DRUMMER 2
TOONTRACK / EZ DRUMMER 2 BUNDLE
- 8000を超えるMIDIグルーヴ集
- ソングクリエーター機能搭載
- 操作が簡単
こちらは拡張音源EZXを2つ自由に選べるバンドル商品。名前の通り非常に簡単にドラムトラックの製作が行えることが強みの音源です。
膨大なドラムパターンからお気に入りのものを自由に並べていくだけ。また、ソングクリエーター機能を使えば1タッチで1曲丸々自動生成してくれる模様です。凄いね♪
ただ私、自分で打ち込みたい派(笑)。
◎参考動画
SUPERIOR DRUMMER 3
TOONTRACK / SUPERIOR DRUMMER 3
- 容量約235GB以上
- 未加工の44.1 kHz / 24bit サウンド
- 11のルーム・マイク収録
- 約350種のヴィンテージ・ドラムマシン収録
- 35種類のミキサー・エフェクト
TOONTRACKの本気。圧倒的なコアライブラリ容量はBFD3をも凌駕しており、注意書きにダウンロード完了まで数日間を要する場合もあるとあります(笑)。
現状最強のドラム音源はコイツかも知れない。EZ Drummer譲りの機能と操作性を有しながら音質も最高峰。これは欲しくなっっちゃいますね~。
SDXという拡張音源もいっぱい出ています。
◎参考動画
▼SONICWIRE特設ページ
https://sonicwire.com/product/toontrack/special
Steven Slate Drums
SSD5
Steven Slate Drums / StevenSlateDrums 5
- 2400以上のMIDIグルーヴ
- 400以上のインストゥルメント
- 即戦力
最新バージョンは5.5。昔から注目していたドラム音源でしたが、読み込んだ時点である程度仕上がった出音になっているという評価もあり、私の様な面倒臭がりには最適かも!
これ実はフリー版もあります。一般的な使用期限のあるトライアル仕様ではなく完全無料プラグイン。是非試してみたいですな。数は少ないですがもちろん拡張音源もあります。
◎参考動画
▼Steven Slate Drums
https://stevenslatedrums.com/ssd5/
IK Multimedia
MODO DRUM
- 物理モデリング音源
- 10種類のドラムキット
- 1400種類以上のMIDIパターン
- 19種類のエフェクト
IK Multimediaの本気(笑)。デジタル技術を駆使したフィジカル・モデリング音源。視覚的に分かり易いGUIで操作性は高く、それでいて通常あり得ない部分まで調整が可能。
これも良いよねぇ。アンサンブルに馴染ませるためにある程度の作り込みは必要かも知れませんが、BFD3より明らかに簡単だと感じます。リアルとは真逆なんですが。
ちなみに本家では2020年6月9日までセール中。各所でも限定セールをやっているので、気になる方はご自身でチェックしてみて下さいm(__)m
※AVX命令セット対応のCPU搭載PCが必須との事。詳しくは公式にてご確認下さい。
◎参考動画
▼IK MULTIMEDIA
https://www.ikmultimedia.com/products/mododrum/
PREMIER SOUND FACTORY
Drum Tree
- サンプルレート96kHz/24bit
- 8000サンプル(約17GB)
- ドラムキット数計185ピース
- マスタリング済みの音
最初はピアノ音源のみの小さなブランドでしたが、今やホームページも随分インターナショナルな装いに変貌。「本物の音」「高音質」に拘りを持つ日本のブランドで超好き。
この音源が面白いのは各ジャンルの超メジャーな音をベースにプリセット化しているところ。イメージする音に最短でアクセス出来そう。もちろんオリジナルキットの作成も可能です。
対応サンプラーはNIのKONTAKT。これは滅茶苦茶魅力的!
▼Drum Tree
https://drumtree.jp/
終わりに
改めて思いますが、
ドラマーってカッコイイよね!
この一言に尽きる、ウン。本当尊敬しちゃいますよ。正直普通の人には認識されずらいドラマー。しかしバンドサウンドの要であり正真正銘コンダクター。
どの楽器でも言える事ですが、ドラム音源を扱う上でドラムの知識は必要です。私もテクニック的な事や奏法などを学ぶ度に「凄い事してんだな~」といつも感銘を受けます。
最もスポットライトを浴びるボーカルが実は一番楽だと思えてくる(笑)。私自身ボーカリストなのでマジそう感じます。まぁボーカルも求められるモノが様々ある訳ですが。
とにかく、サクッとポンで良い音が出てくれそうな音源、ありましたね~。そういう面からするとDrum Treeが一番かな。ただMODO DRUMやSuperior Drummerも正直欲しいです。
直近サマーセールに向けて資金を貯めておくとしよう。経済活動が正常化するのが最低条件ですけどね!